てんかんと診断されたコが来院されました。
まずてんかんとは、通常言われることは
・脳の電気的な異常により、さまざまな頻度でてんかん発作が現れる
・てんかん発作は、意識を失い、足をつっぱらせたりバタバタする全身性の痙攣発作や、口をくちゃくちゃする部分的な発作など、症状は様々
・原因が見つからない場合は、てんかん発作以外の症状はありません。しかし、その他の病気によりてんかん発作が引き起こされている場合がある。
・MRI検査で、てんかん発作を引き起こす原因がないかを確認する。
・泡を吐いて意識がなくなる。
・失禁したり、脱糞したりする。
診断方法は、血液検査をして、貧血、炎症、肝臓や腎臓の評価をして、ここで原因が分かれば、その対処をしていきます。
原因がわからない場合、MRIの撮影をしましょうということになります。ちなみに全身麻酔が必要です。
MRI検査で脳の評価をして、問題があるかどうかを診ます。
問題がある。例えば脳炎なら、内科的治療にすすみます。
問題がなかったら、特発性てんかんですねということになり、抗てんかん薬、てんかん発作を出させないようにするための薬を飲むことになるのです。
クリニックにてんかんと診断されたプードルが来院された話です。
診断されたコは、血液検査をしたけれど、MRI検査はしていませんでした。
検査に全身麻酔ですから、躊躇うのはわかります。
薬は飲まない、飲ませたくない方で、なんとか薬は使わずに対処してきて、大きな発作の時は、抑えなきゃいけないので、薬を使用する対応でした。
発作が何回も続くことは、脳には悪影響です。
続くことで、
発作が起きやすい状態になり、
発作が重なる状態を重積発作といいます。
この状態はとても危険です。
薬で早急に発作を止める必要があります。
ここまでになる前に対処したい。
発作って普通はありえないですね。
人間で発作が起こるのは、それは普通ではない。
動物も同じ。
起きないようにしたいです。
その気持ちはわかります。
でも、これ飲んでくださいとしか言われないので、薬を使うことが普通になっているのではないでしょうか?
薬以外の方法はあるのでしょうか。
考えたことありますか?
私は、あると思います。
実際、薬を使わないで、てんかん発作を起こさないという話は聞きますから。
クリニックでは、
波動セラピーを行う。
食事の見直し。
クリニックで扱う商品を使ってもらう。
など
を行います。
調べると、実は脳の問題ではないこともあります。
血液検査ではわからないことも存在します。
脳以外ならどこか
ホルモン
免疫
白血球
肝臓
膵臓
など
色々考えられます。
そういったところをトリートメントし、
食事の見直し、足りないものを補って、いらないものは控えめにしていく。
合っている物、合っていない物の評価は、重要です。考えるに、合っていない物を知らずに与え続けたら、色々な栄養素を通常より消費するのではと思っています。
ある話を聞いたことがあります。
脳というのは、細かく見ると細胞の塊で神経細胞の集まりです。なんらかの脳に問題を抱えている場合、その神経細胞が痩せているし、枝分かれも少なくなるそうです。
健康な神経細胞はどうか?
痩せている神経細胞とは、違い、太さが違う、枝分かれの数も違う。
なんらかの問題がある、病気である場合、もう形も違う。それを太くすることは正常化することです。太くするには、栄養が大事だそうですよ。
やはり、食事の見直し、足りないものを補うことが大事。薬には栄養はありませんから。
通っているワンちゃんは、通院する前より調子がよい。長年飲んでいたサプリメントは、合わないのでやめてもらいました。ちゃんと判定してです。やめたら、お腹の調子が良くなった。まず第一歩ですね。
他に合わない食事は排除しました。
てんかんくらいの重症だと、中途半端ではいけません。徹底してやらないといけません。
少しずつですよ。
パッとやって、パッと治るものではありません。
引き続き、良くなるようにこちらも最善を尽くします。
Commentaires