人間にも好みがあるようにペットにも好みがある。
ドライフードは食べない、ウェットフードなら食べる、両方とも食べないこともあります。
なんでも食べるよというペットは、与えた物は食べてくれます。
一方、あれはどう、これはどうと手を変え、品を変えても、食べてくれないペットがいます。
本当に難しいと思うし、そんな場合に飼い主は苦労しています。
開けたばかりのパウチを一口食べただけで、
もう食べなくなったとか聞きますし。
クリニックでは、食事指導も診療内容に入っていますから、
食事の相談も可能です。
フードを食べないという場合、
なんだったら食べますか?
と聞けば、
「人間が食べている物はよくねだってくる。」との返事がきます。
もし、人間の物をあげたとしたら食べますか?
と聞くと、
「食べる。」
と
いいと思います。
では、
お肉は食べますか?
鶏肉、豚肉?
「大好き。鶏肉の方かな。」
野菜食べますか?
「生のキャベツをよく食べます。」
話をまとめると
人間が食べている物はおいしく、好んで食べる。
ドライフード、ウェットフードはあまり食べない。
実は、マズイのではないかと思ってしまいます。
シブシブ食べているのかと思ってしまいます。
それならば、
私の考えとして、
人間の食べ物でなんとか対応できないか?
ということを思っています。
人間が食べることができるものをすべてOKとしていることは
ありません。注意してください。
何でも食べていいということは、言っておりません。注意してください。
食べてはいけないとされている物、私基準になりますが、
そこは避けてもらうようにして。
人間が食べている物、そのまま与えているのではなく、
手づくりごはん、手作り食はいかがですか?という提案をしています。
手づくり食というとハードルが高いと思われるかもしれませんが、
そう考えるならば
拙著「愛犬の健康寿命がのびる本」を読んでいただきたい。
あっこれでいいんだと思ってほしいですね。
安定して、食事をしてくれることは安心ですね。
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