top of page
  • あや副院長

犬の足を踏んでしまった!!どうしよう!!!

【犬の足を踏んでしまった!】の時にすること




子犬ってチャカチャカしてます。


動きも予想できなかったり、

突然飛び出してきたり…だからワンちゃんを踏んじゃった!って事が起こる時がありますので参考にしてもらえたらと思います。


【踏んだ後、何を見たら良いか】


直後はたぶん痛がります(踏まれてますからね)


慌てず10〜15分くらい様子見てみてください。


抱っこはせず、そっとしてあげてください。


もしケロッとして歩くようであれば、様子見でも良いと思います。


10分〜15分経っても足がつかない場合は、足を優しく触ってみましょう。


そっと握ったり、ワンちゃんの足裏を自分の手のひらに乗せてみて痛がるようであれば受診しましょう。


もし踏んだ後に、足がぷらんぷらんしてるようなら骨折しています

すぐ動物病院に行ってください。

 

痛みが強かったり、炎症がある場合は、

呼吸が早い、身体が熱いなど飼い主さんにもわかるような変化があります。

この時もすぐ受診すると良いでしょう。


休診時間や休診日で連れて行けない場合は、とにかく安静にしましょう。


1時間経っても足がつけない状態であれば安静が必要です。


診てもらえる病院があるのであれば、かかりつけでなくても問題ありませんので受診しましょう。


散歩はしない方が良いですが、排泄が外の子は排泄が終わったら帰りましょう。


子犬の場合、このような事故を防ぐためには

赤ちゃんと同じように目が届くようにしておくことです。

ずっとケージに入れておく必要はありませんが、部屋を縦横無尽に駆けまわれる環境はリスクもありますので気をつけてください。


実際、過去に生後3ヶ月のチワワがダーっと走った先にガラスの扉があり、頭をぶつけて亡くなった子がいました


子犬との暮らしには飼い主さんの管理力も重要です。


危険な場所はないですか?

今一度、見回してみてくださいね。


_____________________


という内容でした。


これを見て


「すごい参考になった!!今朝、ちょうど散歩中に踏んでしまってギャー!と大声を出しましたが家に着くころには普通に歩いていたので大丈夫かと・・・」


というコメントがあり

、タイミングよく誰かの役に立てたことを、とっっっっても嬉しく思った私でした。


子犬の場合はまだ骨がしっかりしていなくて、

折れやすいので気を付けてください


骨折で入院すると、術後に安静・運動制限がかかるのでしばらく入院が必要になるわけですが・・


この入院が人生ならぬ【犬生】を過ごす上で、

大きなダメージを与えることも覚えていてほしいので書きます。


●骨折をすると即入院、レントゲンを撮られます。

動かないようおさえられます。


●手術はもちろん全身麻酔なので血液検査をします。

子犬は腕から採血できないと首から取られる場合があり、身体をおさえられます。


当然のことですが、採血時に動くとお互い危ないのでしっかり保定しなくてはいけないのです。


●処置室で留置針(点滴を流すためのもの)を入れられます。

おさえられます。


●鎮痛剤などいろいろな注射をうたれます。

おさえられます。


術後。

すごく痛みます。


術後は足がギブスなどで固定されています。

「なんか変なのついてる!!!」って思う。


入院犬舎では独りぼっち…時々かまってもらえるけど。

家族がいなくて寂しい。


状態によっては注射うたれたり、ギブス交換で手術した痛む手を触られたり持たれたりする。

「痛い!触らないでー!」って思う。


という入院中に経験する様々なことが嫌な記憶として刻まれる可能性が高いです。


そうなると…


●動物病院が嫌いになる

●採血すごく暴れる

●トリミングで前足触られるのを嫌がる


これにより、人間の対応次第では…

すごく暴れる子になったり、

怒るようになったり、ひどいと噛むことだってある。


だから…

本当に…ケガには

気をつけてくださいね。

閲覧数:4,641回0件のコメント

Comments


bottom of page