院長の話
最近、運動をしてまして、二の腕の部分を痛めてしまいました。最初は保冷剤を使い、その後は、湿布でもしとけばいいですよと言われ、湿布を患部に貼りました。
湿布を使ったのは何年ぶりでしょうか。
痛みは引いていきましたね。
おお、効いていると実感しました。
成分名 ロキソプロフェンナトリウム水和物
第二類医薬品
というものです。
おかげ様で、痛みは引いてきました。
腕はよかったのですが、お腹の方が…
その日の夕方から夜にかけて、なんかお腹が減らないなと思い、気のせいかもとも思っていたりして。
夕ご飯を食べてもなんか胃のあたりが痛くて。
これはおかしいと思っていました。
なんだろうと何がそうさせるのかと考えたら、
あ!
湿布!
そう、湿布に体が反応していたんですね。
最初の写真で副作用の可能性というところの症状を見てください。
消化器 胃部不快感、みぞおちの痛み
副作用でした。
痛みに効く、確かにそうですが、経皮吸収といって皮膚から吸収しているので、その患部の効果だけでなく、体全体にも影響することもあるということです。
副作用は悪いという認識の人が多いですね。
悪いではなくて、当然なんです。私は、主作用と副作用の両方を身をもって知りました。
この話は動物にも当てはまります。
例えば、外用薬、塗り薬、点眼薬、点耳薬のようにつけるのは、安心だと思っていませんか?
皮膚から吸収して、全身に影響を及ぼすことだってあると思いませんか?
使うなら、短期間が理想的でしょうね。
そして、繰り返さないことが大切です。
私はもう、胃の痛みにあいたくないので、腕を痛めないように筋肉のケアをしていきます。湿布を貼らないような体作りですね。
Commentaires