この皮膚、とりあえず治してくれ
- たくや院長
- 2024年4月2日
- 読了時間: 2分
「なんでもいいから、治してくれ。」
そんな要望を言う人もいる。
その人のペットは明らかに皮膚病。しかも進行が広がっている状況。
薬をまず使わないといけないでしょう。
第一の選択として、薬の使用を提案します。
すると
「薬は使いたくない。」
ペットは、皮膚が痒くて痒くても何とかしてほしいという気持ちでしょう。
そんな時は、痒みを抑えるのは薬が一番だと思います。
薬を使いたくないと言っている場合ではない。
薬を使わなくていい場合もあるし、薬を使うべき場合があります。
状態を安定させないと、夜も眠れない。飼い主は心配するし。
お互いにとって、良いことは一つもありません。
今回は使うべき場合でした。
今の状態はものすごく悪い皮膚の状態だから、まずは薬を使いながら、他の方法も併用しながらいきましょう。と説明して納得して、まずは使用してもらいました。
良くなってきたら、どうするか。
薬は減らすわけですが、症状ができた理由は取り除けていないわけです。
そこは同時に行う必要があります。
取り除く方法として、例えば、食事。
これだけではありません。他にもあります。
色々指導のもと、だんだんと薬は減薬していきました。
経過は良好で、現在薬の使用はありません。
食べている物の変更や追加は継続。
加え、クリニックのトリミングも利用してもらっています。
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