狂犬病予防注射、病気の子はどうするの?
- あや副院長
- 2024年4月10日
- 読了時間: 3分
ちゃんと獣医と相談していますか?
狂犬病予防注射接種は義務です。
接種してくださいって国が決めてます。
「心臓が悪くて具合が悪くて咳がひどいんです…」って状態の犬も構わず打て!!とまでは言っていません そこまで鬼ではない。
ただし、免除ではなく猶予が可能です。
具合が悪いなら打てないのは仕方ないので今すぐしなくていいですよという証明書を獣医から書いてもらいます。
他にも以前、狂犬病予防注射をうったら後に
・顔が腫れてしまった
・注射部位が腫れた
・嘔吐した
・ぐったりした
などの症状があった経験があるならば、次回接種するのが
とても怖いです。
このような症状がでたのであれば、
たまたまでしょ、
とは思わずに、申告してください。
その場合、獣医の診断により猶予証明を発行することがあります。
なかには狂犬病予防注射うって、すぐステロイド打てば大丈夫と注射されたという方がいましたが
それは受診先の獣医の判断になりますので何とも言えません。
ただ、狂犬病予防注射はかかりつけの動物病院でなくても、どこの動物病院でも接種可能です。
そこは重要です。ワンちゃんの飼い主として。
相談して、納得した上で接種しましょう。納得がいかなかったら、
他の動物病院でも接種できます。
話変わって、どれくらいの量を打つか知っていますか?
規定量は年齢・犬種・体格に関係なく1mlとされています。
1kgの1歳チワワでも1ml
30㎏の10歳ゴールデンでも1ml ってこと。
賛否両論あると思いますが、それは決まっていることなのです。
でも犬種や体格・年齢に関係なく1mlってことを知らない飼い主さんもいます。
今回このブログで初めてその事実を知った方は不安に思うかもしれません。
不安のまま接種せず、獣医さんに聞いてみましょうね。
「今までうちでは小さい子にうっても何も起きていません」とピシャッと言い切られるかもしれませんが…
その返答の対応・態度や説明内容でその先生をかかりつけ獣医としていいのか判断してもいいのではないでしょうか
我が子のかかりつけ獣医はそこそこ信用できる先生でいいですか?
それとも、心底信頼できる先生がいいですか?
「ウチの子はその量をうっても大丈夫ですか?」と些細な不安も相談できるくらい
かかりつけ獣医さんとは良好な関係性を築いておきたいですね
ちなみに以下は厚生労働省のホームページからの抜粋ですが…
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A8 | 日本国内では、人は昭和31年(1956年)を最後に発生がありません。また、動物では昭和32年(1957年)の猫での発生を最後に発生がありません。現在、日本は狂犬病の発生のない国です。 |
狂犬病ウィルスは哺乳類全てが感受性動物とされています。つまり犬だけじゃない、上記に書かれていますが最後に確認されたのは
猫です。ん??今、世の中の猫…狂犬病予防のワクチンしてます??
1950年代って野良犬がその辺にうろうろしててペットショップはなかったですね 犬猫専門の動物病院も全然なくて獣医と言えば牛や豚を診察する人だったんだろうなだから誰が犬飼ってるか管理できなかったことでしょう
今はペットショップとか保護施設とか出所のわかる犬猫も多いです。まだまだ野良猫も多いですね。
なんで犬だけなんでしょう??
まぁその辺は…ご自身で考えてみてください♪















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